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スキャンした画像などの文字枠も認識する「書けまっせ!!PDF4」


書けまっせ!!PDF4 プロフェッショナル版(左)とスタンダード版(右)

 アンテナハウス株式会社は、PDFに文字や図形を書き込めるソフトの最新版「書けまっせ!!PDF4」を8月下旬に発売する。パッケージ価格はスタンダード版が7980円、プロフェッショナル版が1万3440円。ダウンロード価格はスタンダード版が5250円、プロフェッショナル版が9980円。Windows 7/Vista/XP/2000に対応する。

 「書けまっせ!!PDF」シリーズは、PDFドキュメントを画像化して、文字や図形を追記できるソフト。罫線で囲まれた文字入力欄を自動認識するため、書き込みたい箇所をクリックするだけで文字を書き込める。また、元データを画像化しているため、印刷不可などの編集制限がある場合でも、書き込むことが可能だ。

 「書けまっせ!!PDF4」では、複数のPDFファイルを開き、タブ切り替え表示や複数画面表示ができるようになった。また、記入用紙などをスキャンした画像にある入力枠も認識可能になったほか、PDFファイルを貼り付けられる機能も加わった。文字や図形の編集機能としては、図形などのグループ化やロック機能、再編集可能な折れ線(多角形)、蛍光マーカーや取り消し線ツールなどを追加した。

 従来機能の強化としては、6400%までの拡大表示やマーキーズームができるようになった。また、テキストボックス内に文字が収まるようにフォントサイズを自動調整したり、文字の溢れをマークで表示するようになった。よく使う図形や画像を保存しておけるデータトレー機能に、複数オブジェクトの取り込みや貼り付け、サムネイル表示、詳細表示を追加した。任意の箇所に背景色を上書きする修正テープ機能に、文字だけを選択して消せる機能が加わった。

PDFファイルを開いた画面 タブ表示と複数画面表示 スキャン画像の入力枠認識

拡大表示を強化 データトレーの画面 蛍光マーカーと取り消し線

 アンテナハウスの小林徳滋代表取締役は、同社のPDF関連製品について説明した。「2004年からPDFのデスクトップ製品を開発し、ソースネクストで販売していた。2009年4月には、株式会社クセロのPDF事業を譲り受けて、PDF製品を強化した。現在、10製品を取り扱っている」という。

 小林代表は、「PDFファイル作成ソフトとしては、アドビのAcrobatが有名。Acrobatは単一の製品で最高級品から廉価版までを揃えている。一方、アンテナハウスでは、1つ1つのPDF製品に特徴を持たせている。ユーザーの用途をいくつか想定し、その用途に特化した機能を盛り込んだ複数の製品を提供している」と話す。

 さらに、アドビとアンテナハウスの製品を山に例えて、「Acrobatは富士山。アンテナハウスの製品は日本アルプス」だと説明。「富士山は皆が憧れるが、登ってもあまり楽しくない。日本アルプスは、それぞれの峰を登ることで、そのさらに奥深くまで入り、楽しむことができる」と話した。アンテナハウスでは、多種多様なPDF製品をラインナップする戦略を「PDFアルプス作戦」と呼んでいるという。

アンテナハウスの小林徳滋代表取締役 製品概要

主な機能 バージョンアップの狙い


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(野津 誠)

2009/7/21 15:08

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