Warner MusicがYouTubeへの復帰を発表、4大レーベルが揃う
米Warner Music Groupは29日、同社のコンテンツをYouTubeに戻すことで、米Googleおよび同社子会社の米YouTubeと合意したと発表した。Warner Music Groupのコンテンツは、早ければ年末までに掲載されることになるという。
両者は2008年に提携関係をいったん解消し、その結果、Warner所属アーティストらのコンテンツがYouTube上で見られなくなっていた。
YouTubeによると、今回の合意はグローバルな複数年契約で、Warner Music Groupが保有する全コンテンツと、これに関係するユーザー投稿コンテンツをカバーしている。
Warner Music Groupは、独自の広告を表示・販売でき、動画広告収入はYouTubeとの間でシェアする。また、ユーザー投稿動画のうち、Warner Musicが著作権を保有するものについては、YouTubeのコンテンツIDシステムによって管理し、収益化を図る計画だ。
Warner Music Groupが復帰したことによって、YouTubeは4大レコードレーベルすべてと契約し、コンテンツを掲載することになるとしている。
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(青木 大我 taiga@scientist.com)
2009/9/30 12:08
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