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フェンリル、ローカルファイルをGmail風に整理・整頓できるソフト


 フェンリル株式会社は26日、ローカルPC内のファイルを整理・整頓して管理できるソフト「FenrirFS 1.00」を公開した。Windows 7/Vista/XP(SP3以上推奨)に対応しており、同社サイトより無償でダウンロードできる。

 「FS」は、ファイルストレージの略。デスクトップやマイドキュメントフォルダなどに分散している文書や画像、音声、動画などのファイルを「FenrirFS」のストレージに集め、ユーザーが設定したラベルを付けたり、ファイルタイプなどに応じて振り分けるなどして一元管理できる。


FenrirFS

 「FenrirFS」のウィンドウは、Windowsのエクスプローラーに似た構成。左ペインに「作業用トレイ」「すべてのファイル」「今日使ったファイル」といった項目のほか、ユーザーが設定したラベルやグループなどの項目が並び、それらをクリックすることで、該当するファイルが右ペインに一覧表示される。ファイルタイプのアイコンや付与されたラベル、最終アクセス日時、ファイルサイズなどもあわせて表示され、ファイルはダブルクリックで開ける。

 任意のファイルを右ペインにドラッグ&ドロップすることで、「FenrirFS」のデータベースに登録され、管理できるようになる。ラベルは複数設定可能で、重要なファイルに「スター」を付けたり、注意事項や締め切り日などのコメントを記入しておくことも可能だ。ドラッグ&ドロップ時に、ファイル名や拡張子、サイズ、日付などの条件設定に基づき、ラベル付けや振り分け処理を自動的に行えるフィルタも設定できる。

 仮想的なフォルダを設定できる「スマートフォルダ」も特徴。これは、「ドキュメント」「資料」「ピクチャ」「今日使ったファイル」などの条件に合致するファイルをまとめられる機能だ。あらかじめ代表的なスマートフォルダが設定されているほか、設定画面に「Where 句」の項目があり、ユーザーが独自にSQL文で検索条件を記述して設定を編集したり、新しいスマートフォルダを追加することも可能だ。


ラベルの設定画面 スマートフォルダの設定画面

 なお、「FenrirFS」に登録したファイルは、エイリアスで管理するのではなく、実体ファイルが「FenrirFS」専用のフォルダ下に格納される方式だ。そのため、「FenrirFS」へのドラッグ&ドロップ時にファイルを移動するかコピーするかの設定が可能だ(デフォルトでは、同一ドライブ上からのドラッグ&ドロップが移動、別ドライブからがコピー)。

 また、「FenrirFS」では複数のプロファイルを作成しておくことで、異なる設定でファイルを登録・管理し、プルダウンメニューから簡単に切り替えられるが、実体ファイルが保存されるストレージフォルダもプロファイルごとに別々に設けられるかたちだ。


ファイル操作の設定画面 キーボードショートカットの設定画面

 フェンリルによると、実際にはフォルダ分けすることなく、ラベルや「スター」などでファイルを分類する点は、GoogleのWebメールサービス「Gmail」を意識したとしている。


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(永沢 茂)

2009/11/26 11:36

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