SNS利用者のソーシャルゲーム経験率は47%、アイシェア調査


 アイシェアは21日、SNSで提供されるソーシャルゲームの利用実態調査を公表した。調査は20~40歳代のインターネット利用者560人から回答を得た。mixiやGREE、モバゲータウンなどのSNSのアカウントを持っているという人は全体の42.1%。このうち、ソーシャルゲームを利用したことがある人は111人(47.0%)だった。

 また、ソーシャルゲーム経験者を対象に、同じSNSに参加している仲間に、自分が遊んでいるソーシャルゲームに登録するよう招待のお知らせを出したことがあるかどうかを聞いたところ、「ある」という人は48.6%、「ない」という人が51.4%だった。

 招待経験者に招待のお知らせを出す理由としては、「招待でもらえるポイントなどの特典がほしいから」が61.1%で最も多く、以下は「おもしろいゲームを紹介したいから」が24.1%、「仲間と一緒に協力プレイをしたいから」が14.8%と続いた。

 また、ソーシャルゲーム経験者のうち、逆にSNSの仲間から招待のお知らせをもらったことが「ある」人は83.8%と8割を超えた。招待経験者では招待されたことが「ある」人が94.4%と多く、招待未経験者の73.3%を20.7ポイントも上回った。

 どのようなソーシャルゲームで遊ぶのが楽しいかについては、「1人で遊べるタイプ」と答えた人が54.1%で最も多く、「協力して遊べるタイプ」とした人は15.3%。「どちらも同じくらい楽しい」とした人は30.6%だった。

 このほか、最もよく遊ぶソーシャルゲームのジャンルでは、「育成」が67.6%と抜きん出て多く、以下「クイズ」(8.1%)、「RPG」(7.2%)の順となった。


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(増田 覚)

2010/1/21 17:07