Skype、Windows Mobile版ソフトを提供停止


 Skypeは25日、Windows Mobile用Skypeの提供を一時停止した。

 Windows Mobile版として提供されていた「Skype Lite」「Skype for Windows Phone」は、ダウンロード提供が停止されている。ただし、Skypeは米国では大手携帯キャリアのVerizonと提携しており、こうした環境向けにはWindows Mobile版を提供していくとしている。

 今回の決定についてSkypeは、「Windows Mobile版ではSkypeの優れたユーザー体験が提供できなかったことにある」と説明している。たとえば、Skype Liteは一部の国でしか利用できず、PCでは無料のSkype間通話にも通話料金が請求される。今後はこうした問題の解消に向け、携帯キャリアの協力を求めていく。

 また、既にSkype Lite、Skype for Windows Phoneを利用しているユーザーに対しては、ユーザーはソフトの制限を理解していると考えられるため、利用を禁止することはしないとしている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/2/26 13:43