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女子小中学生などの初めてのマイ端末、6割超がDS


子ども専用になった最初の機器

 ネットスターは31日、第11回「家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を発表した。小中学生が初めて所有するインターネット接続機器は、ニンテンドーDSが6割を超え、携帯電話の約1割を大きく上回った。

 調査は3月9日から15日まで、バンダイナムコゲームス(サークルリンク)に委託してWebアンケートで実施。家庭内でインターネットを利用している小学生・中学生2174人から有効回答を得た。なお、今回のアンケートに協力した回答者の性別は、男子が7.5%、女子が92.5%と偏っている。

 回答者自身や兄弟姉妹など、子ども専用で使っている機器を選ぶ設問(複数回答可)では、ニンテンドーDS(DS Lite/DSi含む、以下同)が71.9%と最多で、以下、Wiiが35.0%、携帯電話が29.3%、パソコンが25.3%、PSPが13.7%、PS3が4.9%となる。子ども専用機器はないとしたのは19.5%だった。

 これら子ども専用機器におけるインターネット利用経験(複数回答可)をみると、パソコンが34.6%で最も多く、以下、ニンテンドーDSが20.4%、携帯電話が16.4%、Wiiが12.8%、PSPが4.0%、PS3が1.5%と続く。インターネット接続機能があるからといって、必ずしもインターネット目的で使用しているわけではない点には注意が必要だ。子ども専用機器でインターネットを利用したことがないとした層も24.4%に上った。

 子ども専用の機器があると回答した1750人に対して、最初に子ども専用になった機器を選ぶ設問では、ニンテンドーDSが63.9%に上り、携帯電話が11.0%、パソコンが6.6%、Wiiが4.5%、PSPが1.5%、PS3が0.9%だった。


子ども専用で使っている機器 子ども専用機器でのインターネット利用経験

 なお、ゲーム機の通信機能(WiFi)を使って遊んだ経験があるとした子どもは全体の55.9%と半数を超えた。遊んだ相手(複数回答可)は、友達が最も多く38.9%で、次いで兄弟姉妹が19.3%、知らない人が16.5%となり、親は9.2%にとどまった。

 学年別にみると、小学1〜3年生では親が8.9%で、知らない人の8.2%をわずかに上回ったが、小学4〜6年生では親が9.8%なのに対して知らない人が16.6%、中学生では親が7.6%なのに対して知らない人が20.7%となっている。

 ゲーム機の通信設定は、親にしてもらった子どもが48.8%を占めたが、自分で設定したとの回答も24.9%、友達または兄弟姉妹にしてもらったが13.1%あった。


ゲーム機の通信機能(WiFi)で遊んだ相手 ゲーム機の通信機能の設定者

ペアレンタルコントロール機能、保護者の7割以上が認知せず

 今回の調査では、マクロミルに委託して保護者に対するWebアンケートも別途3月8日・9日に実施し、832人からの有効回答を得た。

 これによると、ニンテンドーDSにインターネット接続機能があることを知っていたのは全体の82.1%に上り、Wiiについてはさらに多く89.7%だった。また、PSPは69.2%、PS3は74.3%で、保護者の多くはゲーム機にインターネット接続機能があることは認知していることがわかった。

 その一方で、これらの機器にペアレンタルコントロール機能があることはあまり認知されていなかった。同機能を利用しているとした保護者は、最も多いWiiでも10.4%で、PS3では5.6%、ニンテンドーDSでは5.1%、PSPでは4.2%にとどまった。利用はしていないが同機能の存在を知っているとした層を合わせても、携帯ゲーム機で2割未満、据え置き機で3割未満であり、逆に7割以上の保護者がペアレンタルコントロール機能をきちんと理解していなかった。


子どもに初めて買い与えた機器 各機器におけるペアレンタルコントロール機能の認知度

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(永沢 茂)

2010/3/31 16:34