米Linden Lab、Second Lifeのブラウザー版開発と30%の人員削減を発表
仮想世界「Second Life」開発運営元である米Linden Labは9日、会社組織のリストラ、合理化、効率化と、Second Life関連製品計画について発表した。
同社では、30%の人員削減を伴う事業再構築と、現在は専用アプリケーションのインストールが必要となるSecond Lifeを、Webブラウザー上で動作するようにする等の計画を明らかにしている。
Linden Labでは、事業の効率化を進めるため、製品部門とエンジニアリング部門を統合し、ソフトウェア開発チームを北米に統合する。これに伴い、同社社員の約30%に当たる人員削減を行う。その結果、同社組織構造を簡素化し、効率的な組織運営を行い、ビジネスや商品サービス改良に投資できるようにするための費用削減が達成できるとしている。
さらに、Second Lifeの長期的な2つの製品目標が明らかになった。1つはSecond LifeをWebブラウザベースで利用できる仮想世界にすること、2つ目は、Second Lifeの人気ソーシャルネットワークへの拡大を挙げている。
関連情報
(青木 大我 taiga@scientist.com)
2010/6/10 11:33
-ページの先頭へ-