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日本のスパムは「国内送信」「出会い系の多さ」が特徴、メッセージラボ調査


 メッセージラボジャパン株式会社は14日、日本のスパムメールにおける特徴についての調査結果を発表した。

 「メッセージラボ インテリジェンス 2010年6月度レポート」によると、日本のスパムレベル(全メールに占めるスパムメールの割合)は86.6%となっている。日本語で書かれたスパムメールは、日本以外のドメイン名にはほとんど送られておらず、世界の他の地域ではスパムメールは世界各国から送信されているが、日本語のスパムメールはほとんどが日本国内から送信されている点が特徴となっている。

 メッセージラボジャパンでは、全世界で送信されているスパムメールの90%以上は文面が英語で書かれており、日本語のような固有の言語で書かれているスパムメールは珍しく、あえて日本語で書かれたスパムメールは、明らかに日本在住の日本語使用者を狙ったものであることがわかるとしている。

 全世界で送信されているスパムメールのうち最も多いのは医薬品系スパムで、2010年3月〜6月の調査では全体の70〜80%を占めている。ただし、スパムの種類には国ごとに特徴があり、スペインでは偽の仕事情報、オーストラリアではフィッシング詐欺が多いが、日本では出会い系スパムと副業情報スパムが目立つと指摘。他の国にも出会い系スパムは存在するが、送信者の写真と称した画像が添付されてくるケースが多く、日本のように出会い系サイトに誘導するためのスパムは他国ではあまり見られないという。


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(三柳 英樹)

2010/7/14 15:00