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NICT、任意の話題についてウェブページの評判を分析できる「WISDOM」公開


「WISDOM」の検索結果

 独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は9日、任意の話題について対立する意見や評価など様々な観点からの分析が行えるウェブ情報分析システム「WISDOM」を正式に公開した。

 「WISDOM」は、5億以上の日本語ウェブページを対象として、任意の話題に対する分析を行えるツール。NICTが新たに開発した、ページの運営者や著者の専門性を分析する「情報発信者分析技術」や、意見や評価を抽出する「評価情報抽出技術」、コンテンツ内の主な意見や対立・対比する意見を抽出する「主要・対立・対比情報抽出技術」を用い、分析結果を表示する。

 たとえば、「電気自動車は環境に良い?」といった質問文を入力すると、「環境に良い」「環境に悪い」といった対立する意見が含まれるページや、「電気自動車 vs 燃料電池車」といった対比キーワード、肯定的意見と否定的意見の割合などを見ることができる。

 NICTでは、評価情報に加えて発信者や対立する情報など多様な観点から分析できるシステムは「WISDOM」が世界初となると説明。今後は個別の分析技術の精度向上を図り、最新の話題に対応できるよう分析対象を更新していくとともに、日本語版に加えて英語版および中国語版の開発を進めていく予定としている。

主要文と対立文の一覧 肯定的・否定的な意見の一欄

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(三柳 英樹)

2010/8/9 17:07