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青少年向け携帯フィルタリング、企業での導入も〜ネットスター調査


 ネットスター株式会社は13日、第5回「組織でのインターネット管理実態調査」の結果を発表した。フィルタリングを導入している法人では、社内でのゲートウェイサーバー型製品による対応に加えて、持ち出しPCや携帯電話など、多用な対策が導入されつつあることがうかがえる結果となった。

 調査は、フィルタリングを導入している職場のシステム管理者を対象に、ウェブアンケート方式で7月5日から8日まで実施。516件の有効回答を得た。これによると、現在導入しているフィルタリング製品・サービス(複数回答可)で最も多かった形態は、ゲートウェイサーバー型で59.5%だったが、クライアント型やルーター組み込み型など、そのほかのタイプとの併用もみられるという。

 規模別でみると、小規模の法人ではクライアント型が多く、規模が大きくなるほどサーバー型が増える傾向にある。ただし、1000人以上の法人ではサーバー型が72.8%に上る一方で、クライアント型も23.3%おり、サーバー型/クライアント型の併用比率が高くなっているという。また、ルーター型との併用など、管理者不在の営業拠点などでの導入や持ち出しPCへの制限など、「業務でのインターネットの広がりに合わせた重層的なフィルタリング導入がされていることが分かる」としている。


利用しているフィルタリング製品・サービス形態(法人規模別)

 さらに、フィルタリングは携帯電話やスマートフォンにも導入されつつあるようだ。業務で携帯電話を利用させている法人(356社)のうち、フィルタリングを利用させていないとしたのは67.0%と依然として多数を占めるが、逆に3割の法人ではすでにフィルタリングを導入。

 利用しているサービス(複数回答可)は、ブラックリスト方式(NTTドコモ「iモードフィルタ」、au「EZ安心アクセスサービス 特定カテゴリ制限コース」、ソフトバンクモバイル「ウェブ利用制限」など)が18.0%、ホワイトリスト方式(NTTドコモ「キッズ iモードフィルタ」、au「EZ安心アクセスサービス 接続先限定コース」、ソフトバンクモバイル「Yahoo!きっず」など)が12.0%、iPhoneで「Yahoo!きっず」利用が4.0%、その他が3.0%。なお、BlackBerryなどのスマートフォンのために、フィルタリングを導入したいがサービス/製品がないとの回答も3.0%あった。


携帯電話のフィルタリング利用状況




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(永沢 茂)

2010/9/13 14:00