「Opera 11」と「Opera Mobile for Android」の公開予定を発表
Opera Softwareは14日、ウェブブラウザー「Opera」の次期バージョンとなる「Opera 11」の概要を公表し、Opera 11で拡張機能(Extentions)に対応することを明らかにした。
Opera 11の拡張機能は、W3C Widgetの仕様をベースにしたもので、開発者はHTML5やCSS、JavaScriptなどのオープンスタンダードを使用して拡張機能が作成できると説明。また、他のブラウザーの拡張機能を容易に移植できるようにしているという。
Opera 11の公開時期については、アルファ版がまもなく利用可能になる予定だとしており、既に予告ページが開設されている。
また、14日には、Android向けのブラウザー「Opera Mobile for Android」の公開予定も発表。最初のベータ版は、Androidマーケットから1カ月以内にダウンロードできるようになる予定としている。
Operaでは、携帯端末向けのブラウザーとして、サーバー側でデータの圧縮を行う「Opera Mini」と、携帯端末上で完全に動作する「Opera Mobile」を提供しており、Android向けには既に「Opera Mini」をしているが、新たに「Opera Mobile」も提供する。Android向け「Opera Mobile」では、ピンチ操作によるズームや、ハードウェアアクセラレーションに対応するという。
関連情報
(三柳 英樹)
2010/10/15 18:33
-ページの先頭へ-