オンラインストレージ「Dropbox」のクライアントソフトが正式版に


Dropboxで同期させるフォルダーの指定が可能に

 Dropboxは16日、オンラインストレージサービス「Dropbox」のWindows版およびMac版のクライアントソフトについて、正式版(バージョン1.0.10)を公開した。

 Dropboxは、オンラインストレージと複数のPC間でファイルを同期できるサービス。無料では2GBまでのディスクスペースの利用が可能で、有料版では月額9.99ドルで50GBまで、月額19.99ドルで100GBまで利用が可能。クライアントソフトをインストールすることでファイルの同期は自動的に行われ、ウェブブラウザーやスマートフォンからもファイルを利用できる。

 最新版のクライアントソフトでは、同期を行うフォルダーを指定できる「Selective Sync」機能を追加。Dropbox用フォルダーの下にある各フォルダーについて、同期するかどうかを指定することができ、サイズの大きい動画用のフォルダーはマシンによっては同期しないといった使い方が可能となった。

 また、ソフトのメモリー使用量を50%以上削減し、軽量化と高速化を実現。複数の問題の修正により、安定性も向上したとしている。


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(三柳 英樹)

2010/12/20 15:27