カゴヤ、月額840円からのレンタルサーバー新サービス「共用サーバー3G」


 カゴヤ・ジャパン株式会社は20日、レンタルサーバーサービス「KAGOYAInternet Routing」において、共用サーバーの新サービス「共用サーバー3G」を提供開始した。利用頻度の高い有料オプション機能を基本構成にパッケージングしたのが特徴で、「PERSONAL」「SOHO」「BIZ」の3つのプランがある。

 「PERSONAL」プランは、ウェブサーバーの利用に特化したプラン。ディスク容量は50GBで、独自ドメインにも対応する。初期費用は無料。月額料金は1050円だが、6カ月分一括払いで5670円(1月あたり945円)、12カ月分一括払いで1万80円(同840円)と割安になる。有料オプションで、ウェブサーバーのディスク容量を追加したり、メールサーバーやデータベースサーバーを追加することも可能。

 「SOHO」プランは、ウェブサーバーに加えて、メールサーバー、データベースサーバーをパッケージ化したプラン。ウェブサーバー容量は60GB、メールサーバー容量は20GB、データベースサーバー容量は1GB。メーリングリストも運用可能で、データベースはMySQLかPostgreSQLを選択できる。初期費用は3150円。月額料金は2100円だが、6カ月分一括払いで1万1340円(1月あたり1890円)、12カ月分一括払いで2万160円(同1680円)となる。

 「BIZ」プランは、ウェブサーバー容量が80GB、メールサーバー容量が40GB、データベースサーバー容量が2GB。データベースは、MySQLサーバーとPostgreSQLのいずれか、または同時に利用が可能。初期費用は3150円。月額料金は3150円だが、6カ月分一括払いで1万7010円(1月あたり2835円)、12カ月分一括払いで3万240円(同2520円)となる。このほか、SSL証明書(KAGOYA Smart SSL)または5300点以上のアイコン素材がダウンロードできるウェブサイト「アイコンマーケット」のいずれかの1年間無料使用権が付く。無料期間終了後も継続利用する場合は、KAGOYA Smart SSLの更新料が年間9975円、アイコンマーケットは年間8400円が必要。

 「SOHO」「BIZ」ともに、有料オプションで、ウェブサーバー、メールサーバー、データベースサーバーの容量追加が可能。


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(永沢 茂)

2010/12/21 12:34