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「ソラカメ」とStarlinkを組み合わせた遠隔監視ソリューションの実証に成功、ソラコム
離島の海洋ごみ再資源化システム「JOYCLE BOX」を監視・制御
2026年3月4日 06:30
株式会社ソラコムは、クラウド型カメラサービス「ソラカメ」と、KDDI株式会社が提供する衛星通信サービス「Starlink Business」を組み合わせた離島における廃棄物処理インフラの遠隔映像監視を実施し、有効性を実証したと発表した。
今回の取り組みは、廃棄物の分散型リサイクル事業を手がける株式会社JOYCLEが沖縄県竹富島で実施した実証実験の一環で行われたもの。JOYCLEは、島内の海洋ごみをその場で処理して炭(チャー)などの有価資源へと転換し、発電・通信の機能も持つ分散型インフラ「JOYCLE BOX」を開発している。JOYCLE BOXはトラックで牽引・移動が可能で、海洋ごみを島外に運搬するコストをかけず、その場で処理可能にする。これにより、平時の廃棄物処理コスト削減や、有事の防災インフラとしての役割を担う。
実証実験では、携帯電話の電波が届かない離島でもJOYCLE BOXを人の手をかけず安定的に運用する遠隔監視システムに、Starlink Businessと、電源が確保できない環境でも使用できる、Wi-Fiルーターと供給電源ユニットがセットとなった「ソラカメ屋外ソーラーキット」を採用。JOYCLEのクラウド「JOYCLE BOARD」を通して、装置の状態をリアルタイムで監視・制御した。
実証を通して、Starlink Businessによる安定した通信環境下で、ソラカメの映像をリアルタイムで閲覧し、クラウドに保存された録画を確認できた。これにより、通信手段や設置場所に左右されることなく、遠隔地から現場の状況を把握できる運用が可能であると実証できたとしている。

