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ウェザーニュース、「ソラカメ」をユーザーに提供し、映像を天気予報の精度向上に活用

 株式会社ウェザーニューズは、気象情報アプリ「ウェザーニュース」において、株式会社ソラコムのクラウド型カメラサービス「ソラカメ」を活用した新たな取り組みを発表した。同アプリのウェザーリポーター(ユーザー)にソラカメをプレゼントし、撮影された映像を天気予報の精度向上のために活用するなどする。

 本取り組みでは、ウェザーリポートの投稿などを通じて2000ポイントを集めたウェザーリポーターにソラカメをプレゼントする。また、同社のオンラインショップ「SORASHOP」での販売も行う(販売価格3980円。送料別)。

 ソラコムの発表によると、対象のカメラは「Atom Cam 2」。IP67準拠の防塵・防水性能を持ち、Wi-Fiによりネットワークに接続する。電源はACアダプターから供給する(なお、ACアダプターは防水非対応)。

 ユーザーが、ソラカメを自宅屋上など空が見える場所に設置すると、その映像がウェザーニュースに送信され、天気予報の精度向上に役立てられる。また、ウェザーニュースアプリのレーター機能「ライブカメラモード」を使って、全国のライブカメラのほかに自分が設置しているソラカメ、および、「Myライブカメラ」として、映像の公開を許可しているほかのユーザーのソラカメの映像を見られるようになる。

 このほか、映像の公開を許可しているユーザーのソラカメの映像は、「ウェザーニュースLiVE」で使われる可能性がある。

 なお、ウェザーニュースが提供するソラカメは、ソラコムが提供するクラウドサービスを利用することはできない。また、映像の公開の許可は、まずユーザーから公開申請を行い、ウェザーニュース側で映像の適切さ(空が主体になっているか)やプライバシーの問題がないことなどをチェックしたのち、実行される。