電話の着信拒否設定、公衆電話からの安否確認など着信できないことも


 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は、電話機が着信拒否設定になっている場合、公衆電話から安否連絡などの電話がかかってきた場合に着信できないことがあるとして、設定の確認を呼び掛けている。

 NTT東日本では現在、東北地方太平洋沖地震の被災地に無料の特設公衆電話の設置を進めているほか、同社管轄の東日本エリア全域(17都道県)の既存公衆電話を無料化するなどの取り組みを行っている。

 しかし、これらの電話から安否連絡などの電話をかけようとした際、携帯電話を含む着信側の電話機・電話回線が「発信者番号通知からのみ許可」などの設定になっている場合、着信ができないことがあるという。

 NTT東日本は、被災地から連絡が入る可能性がある利用者においては、「発信者番号非通知」および「公衆電話」のいずれからでも着信できる設定にしておくよう求めている。

 なお、着信側がナンバーディスプレイや携帯電話を利用し、着信拒否設定などを行っていない場合は、これらの電話からの着信は「公衆電話」「非通知設定」などと表示される。


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(永沢 茂)

2011/3/17 12:46