ロジテック、ソフトウェアAP対応の小型無線LAN子機「LAN-SMP」シリーズ


Android端末向けの「LAN-SMP/AND」

 ロジテック株式会社は7日、IEEE 802.11b/g/n対応のUSB接続型無線LANアダプター「LAN-SMP」シリーズを発表した。アクセスポイント(AP)モードでの動作に対応。Android端末との無線LAN接続を想定した「LAN-SMP/AND」、同じくiPhone向けの「LAN-SMP/IPH」の2種類のパッケージを展開する。11n通信時の通信速度は両機種とも最大150Mbps。4月上旬発売予定で、標準価格は各1785円。

 「LAN-SMP」シリーズは、サイズが14.9×18.5×7.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量約2g。PC接続時、USBポートから飛び出す部分が約7mmと短いことから、ロジテックでは「1円玉サイズ」とアピールしている。通常のクライアント(子機)モードで動作させる場合は、WPSによる無線LAN簡単セットアップに対応する。

 このほか、Windows環境でのソフトウェアAPモードに対応。本製品とノートPCを組み合わせれば、有線LAN環境しかない出張先のホテルなどでスマートフォンの無線LAN機能を利用できる。パッケージにはセットアップ用CD-ROMを同梱。Android端末向けには専用の無線LANセットアップ用アプリ「かんたん無線君」をAndroidマーケットで公開している。


Android端末向け「LAN-SMP/AND」のパッケージほぼ同仕様でiPhone向けの「LAN-SMP/IPH」も発売する

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(森田 秀一)

2011/4/8 13:13