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「NAVERまとめ」訪問者が700万人を突破、“まとめ”がネットのトレンドに


 ネットレイティングス株式会社は25日、特定のテーマに沿ったリンクや画像、動画などを集めた“まとめページ”を作成できるサービス「NAVERまとめ」の訪問者数が700万人を突破したと発表した。

 NAVERまとめは、ネイバージャパン株式会社が2009年7月に開始したサービス。まとめページを作ったユーザーに広告収入を還元するインセンティブプログラムを2010年11月に発表し、訪問者数が急増したという。最近では、東日本大震災に関連するまとめページに注目が集まり、3月の訪問者数は750万人を突破。4月に入っても703万人が訪問した。

国内の主なまとめサービスの訪問者数推移

 NAVERまとめの流入元としては、検索経由の割合が大きいのが特徴。4月では、Yahoo!検索が38.3%、Google検索が34.2%と、主要な検索サービスからの流入が7割を超えた。

 ネットレイティングスの西村友博アナリストは、「価値の高い情報へのリンクを束ねたまとめページは、ブログやソーシャルメディア上で共有しやすく、結果的に外部サイトからのリンクを獲得しやすい構造になっている。そういった点が検索エンジンとも相性が良いのではないか」と分析している。

NAVERまとめへの上位流入元サイト

 国内のまとめサービスとしてはこのほか、Twitterのツイートを集約する「Togetter」や、生活に関するノウハウをライフレシピとして共有する「nanapi」などが挙げられるが、西村氏は「まとめサービスはインターネット業界における注目のトレンドのひとつ」と見ている。

 「近年、インターネット上で流通する情報量は増加の一途を辿っているが、それに伴い情報の取捨選択の技術がこれまで以上に重要視されつつある。まとめサービスは、検索エンジンには不足していたテーマという概念を補足するサービスと言える。テーマごとに有益な情報が集約されるため、より効率的な情報へのアクセスが期待できる。」


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(増田 覚)

2011/5/25 12:19