Macを狙うFlash Playerの偽インストーラー、F-Secureが注意喚起
Macを対象としたFlash Playerの偽インストーラー(F-Secureブログより) |
F-Secureは1日、Macを対象とした偽のFlash Playerインストーラーを発見したとして、公式ブログで注意を喚起した。
このプログラムは、Flash Playerのインストーラーを装っており、実行するとマシンのhostsファイルが書き換えられるもの。google.comやgoogle.co.jpなど世界各国のGoogleのドメイン名に対応するIPアドレスが、オランダに位置するサーバーのものに書き換えられ、これによりユーザーがGoogleのサイトにアクセスしようとすると、別のサイトに誘導されてしまう。
誘導先のサイトは、Googleの検索結果に似せたページとなっており、リンクをクリックすると新しいページがポップアップで開くようになっているが、現時点ではポップアップで開くページには何も表示されず、サーバーがダウンしているようだとしている。
F-Secureでは、この偽Flash Playerインストーラーを「Trojan:BASH/QHost.WB」として検出に対応した。
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(三柳 英樹)
2011/8/2 18:50
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