米国の標準的辞書に「ツイート」や「ソーシャルメディア」、新語として掲載


 米国の標準的な辞書としてベストセラーとなっている「Merriam-Webster's Collegiate Dictionary」の2011年版に、「tweet」や「social media」などのネット関連用語が掲載されたと、25日発表された。

 この2011版には150以上の新語が追加され、印刷版とネット版にて販売されている。

 ネット関連用語で追加されたのは、「tweet」「social media」「crowdsourcing」「m-commerce」などである。

 このような言葉を追加した理由として、同辞書の編集責任者であるPeter Sokolowski氏は、「アラブの春からAnthony Weiner議員が辞任に追い込まれたスキャンダルに至るまで、ドラマチックなイベントにはいつもツイートという言葉が記事を構成してきた。我々はソーシャルメディアやツイートといった言葉を当然のことながら何年も追い続けてきたが、今やこれらの意味は辞書に含めるに足る安定性を得たと感じている」とコメントしている。

 ツイートの1番目の意味は「鳥のさえずり」だが、2番目に「Twitterオンラインメッセージサービスへの投稿」との意味が追加されている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/8/26 11:30