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削除要請への対応は24時間以内に、Googleが著作権侵害対策の進展状況を説明


 米Googleは2日、著作権侵害に対する取り組みの進展状況について説明した。

 Googleでは、2010年12月に著作権侵害対策の取り組みとして、「権利者による削除要求を簡易化するツールを提供し、24時間以内に対応する」「検索キーワードのオートコンプリートに著作権侵害に関連する用語を表示しない」「AdSenseにおける著作権侵害対策の強化」「合法的なプレビューコンテンツを容易に検索できるようにする」の4項目を発表し、これまで対策を進めてきた。

 権利者に対して提供している削除要求のためのツールは、既に十数社のコンテンツ業界パートナーに利用されており、対応時間も目標としていた24時間を下回るようになったと説明。今後数カ月以外に、より多くの企業がこのツールを利用できるようにするとしている。

 検索のオートコンプリートへの対応については、1月から侵害関連用語のフィルタリングを開始。AdSenseにおける対策としては、著作権侵害コンテンツを掲載しているページに対するAdSenseの利用禁止措置を進め、4月にはインタラクティブ広告業界団体のIAB(Interactive Advertising Bureau)による品質保証プログラムの認定を受けたとしている。また、合法的な音楽サービスのコンテンツを検索結果に表示する取り組みも、RhapsodyとMySpaceに対して開始した。

 Googleでは、こうした取り組みの一方で、許可された形で利用できる付加価値の高いコンテンツを増やしていくことがオンライン侵害との戦いでは重要だと考えており、YouTubeにおける映画レンタルサービスや、Google eBooksなどの取り組みを進めていると説明。権利者とユーザーの両方に役立つため、さらにプロセスを改善していくとしている。


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(三柳 英樹)

2011/9/5 17:33