ヤフー、「インタレストマッチ」配信地域を市区群単位に細分化


インタレストマッチの新しい地域ターゲティング設定画面

 ヤフー株式会社は12日、興味関心連動型広告「インタレストマッチ」のPC向けサービスにおいて、地域ターゲティング機能の配信地域区分をこれまでの72区分から市区群単位の1399区分(都道府県47、市区町村1352)に細分化した。これにより、広告主はきめ細かに配信地域を指定して広告を掲載できるようになり、商圏を絞った見込み顧客へのアプローチが可能となる。

 インタレストマッチは、ユーザーが閲覧中のページや過去の閲覧履歴、過去の検索キーワードなどをもとに興味や関心を分析。これに加えて、Yahoo! JAPAN IDに登録した性別や年齢などの属性情報、アクセス元のIPアドレスから算出した地域情報などで絞り込んで、ユーザーの興味に沿った広告を表示する仕組み。広告の配信先はYahoo! JAPANや主要提携サイトのコンテンツページなど。

 ヤフーはこのほか、これまでPCでの広告掲載を行う場合に自動的に掲載されていたスマートフォンでの広告掲載について、PCを選択した場合にスマートフォンでの掲載を行うか非掲載にするかを選択できるようにした。この機能強化により、広告主はさらに効率的な広告の運用が可能となるという。


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(増田 覚)

2011/9/13 06:00