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「さくらのクラウド」11月15日開始、CPU仮想1コア/メモリ2GBで月額2500円〜


 さくらインターネット株式会社は8日、パブリッククラウドサービス「さくらのクラウド」を11月15日午後3時に提供開始すると発表した。具体的な料金体系も明らかにした。15日に北海道石狩市で開所する石狩データセンターでの第1弾サービスとして提供する。

「さくらのクラウド」サービスロゴ

 「さくらのクラウド」は、仮想サーバーとネットワーク環境を提供し、あたかもサーバーが手元にあり、ネットワークを自分で配線するような直感的な操作をコントロールパネルの画面上で行えるIaaS型パブリッククラウドサービス。

 さくらインターネットでは、「開発者志向のシンプルクラウド」をコンセプトに、「何の変哲もないクラウドを圧倒的なコストパフォーマンスで提供する」ことを目標として、サービスを開発。仮想サーバーと拡張性の高いネットワークに、従量課金のない料金体系と、シンプルでダイレクトな操作ができるコントロールパネルをプラスしたサービスとして提供する。

コントロールパネルのリモートスクリーン画面
コントロールパネルのマップビュー画面

 サーバーの料金プランは、CPU仮想1コア、メモリ2GB、ディスク20GBの「プラン1」(月額2500円)から、CPU仮想12コア、メモリ128GB、ディスク20GBの「プラン13」(月額9万600円)まで13種類。追加ディスク(20GB・月額420円から)や、ディスクイメージのバックアップとなるスナップショット(20GB・月額210円から)の作成機能も用意される。

 料金は月額料金を基本として、日割料金(月額の約20分の1)での精算も可能。インターネット回線(100Mbps)の料金はかからず、トラフィックに対する従量課金もない。サーバーに割り当てられるグローバルIPアドレス(IPv4)は固定。IPv6への対応は現在検討中。

サーバープラン一覧

 標準提供されるインターネット回線は、他の利用者とネットワークセグメントを共有する形となるが、ルーターを設置して追加IPアドレスを利用することで、グローバル側のネットワークを専用セグメントとすることが可能。ローカル側にもスイッチを複数設置できるため、より安全で柔軟なネットワーク構成を実現できる。料金は、スイッチが月額5250円、ルーター+スイッチが月額1万500円、追加IPアドレスは16個(/27)が月額3360円、32個(/28)が月額6720円。

ネットワークプラン一覧

 サーバーの作成には、OSがインストール済みのディスクイメージである「パブリックテンプレート」を使うことで簡単に作成が可能。パブリックテンプレートとしては、CentOS(32/64bit)、Scientific Linux 6.1(32/64bit)、Ubuntu 10.04(32/64bit)、FreeBSD 8.1(32/64bit)、Vyattaが用意される。また、インストールISOイメージを利用することで、各種OSのインストールも可能。

スイッチを使ってサーバー間通信をセキュアにする構成例
ルーターとスイッチで専用ネットワークを構築する構成例




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(三柳 英樹)

2011/11/8 14:04