Google、iOS用Gmailアプリを再公開


 米Googleは16日、iOS用のGmailアプリをApp Storeにて公開した。iOS 4.0以上のiPhone/iPod touch/iPadに対応する。3.2MBのアプリで、日本語を含む28カ国語に対応している。

 このGmailアプリは11月2日に一度公開されたが、重大なバグのためにいったん削除された経緯があり、16日にバージョン「1.0.2」として再公開された格好となる。11月2日に公開されたバージョンをインストールしている場合、アンインストールするか、一度ログアウトしてから、再度新しいアプリをインストールする必要があるとしている。

iOS用Gmailアプリ(Gmail公式ブログより画像転載)

 このGmailアプリでは、新着メールの通知バッジ受信、メールのスレッド表示、メールのアーカイブ、ラベル、スター、削除、スパム報告機能、メールの優先受信ボックス、アドレス帳登録名のオートコンプリート、添付ファイルの送受信、メール検索などの主要機能を利用できる。

 また、11月2日公開時点で搭載されていなかった機能として、画像付きHTMLメッセージの扱いを改良し、画像が画面内に収まるよう調整され、画像ズームインをピンチ操作で行えるようにした。

 Googleでは、このアプリ開発は「始まったばかり」と説明する。今後はユーザーの要望として、複数アカウントサポート、通知機能の改善、モバイル専用署名への対応などが寄せられており、これに対応したいと考えているほか、それ以外の機能追加も検討しているという。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/11/17 11:24