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ソースネクスト“更新料0円”新セキュリティソフト〜BitDefenderと提携で


「スーパーセキュリティZERO」を手に取るイメージキャラクターを務めるベッキーさん

 ソースネクスト株式会社は、ルーマニアのBitDefenderのエンジンを用いた“更新料0円”のセキュリティソフト「スーパーセキュリティZERO」を12月12日に発売する。価格は3990円。対応OSはWindows 7/Vista/XP。収録メディアはUSBメモリ。

 Windowsの公式サポート期間中は、ライセンス更新料無料で利用できるのが特徴。例えばWindows 7 Professionalでは、同OSのサポート終了期間の2020年1月14日まで、毎年の更新料が不要。Windows XPからWindows 7にPCを乗り換えても引き継いで使える。

 機能面ではマルウェア対策や迷惑メール対策、ファイアウォールなどを備える。既知のマルウェアに似た動きをするプログラムを検知し、ウイルス定義ファイルに登録されていない新種のマルウェアからPCを保護する振る舞い(ビヘイビア)検知機能も備える。

 ブラウザーにプラグインする「仮想ブラウザー」では、OSから独立したサンドボックス環境でネットを閲覧できる。これにより、ブラウザー経由でのマルウェア感染を防げるという。対応ブラウザーはInternet Explorer 7以上とFirefox 3.6以上、Google Chrome。

スーパーセキュリティZEROのメイン画面 起動した仮想ブラウザーは斜線枠内に囲まれて表示される

 SNS経由で感染するマルウェアへの対策としては、Facebookのウォールやニュースフィードで投稿されたURLや、Twitterのタイムライン上で流れるURLが安全かどうかをチェックする機能を備える。

 このほか、ファイルを暗号化して保存する「金庫フォルダー」、重要なファイルをPCに情報を残さずに消去する「シュレッダー」、不要なファイルやレジストリを削除してPCのパフォーマンスを最適化する「チューンナップ」などの機能がある。

 これらの機能は、BitDefenderが提供するセキュリティソフト「Total Security」を日本向けに最適化したもの。Total Securityとの機能面での主な違いとしては、オンラインストレージ機能を省略した。

「ウイルス検知率100%が更新料0円に」シェア拡大目指す

 12日に行われた会見でソースネクストの松田憲幸代表取締役社長は、セキュリティソフトは毎年の更新料がユーザーの負担だったと述べ、「ZEROを(Windows 7のサポート期間の)2020年まで使えば、競合製品と比べて約3万円のコスト削減になる」とアピールした。

 また、ドイツの第三者機関「AV-Test.org」が7月と8月に実施したウイルス検知率テストでは、25社中でBitDefenderが唯一検知率が100%だったとも説明し、「検知率世界ナンバーワンのセキュリティソフトを更新料0円で提供する」と訴えた。

 BitDefenderでOEM技術ライセンスのゼネラルマネージャーを務めるPeter Laakkonen氏によれば、同社製品はF-SecureやG Dataなど100社以上で採用されており、世界で5億台以上のPCで使われているという。

ソースネクストの松田憲幸氏(左)とBitDefenderのPeter Laakkonen氏 主要セキュリティ製品のAV-Test.orgのテスト結果

 従来から提供している“更新料0円”のセキュリティソフト「ウイルスセキュリティZERO」(1980円)については引き続き販売し、2012年にはスーパーセキュリティZEROとあわせて「市場シェアを現在の21%から35%に拡大する」(松田氏)。

 ウイルスセキュリティZEROは、スーパーセキュリティZEROよりも約2000円安いが、SNS対策や仮想ブラウザー、ファイル暗号化などの機能がなく、コストパフォーマンス重視の製品となっている。

セキュリティソフトのコスト比較

 会見には新商品のイメージキャラクターを務めるベッキーさんも出席し、「スーパーセキュリティZEROは一度入れれば今後は0円。検知率も世界一と聞いて頼もしい」とうれしそうに語っていた。

スーパーセキュリティZEROのイメージキャラクターを務めるベッキーさん

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(増田 覚)

2011/12/12 16:24