auひかり、IPv6アドレス割り当てエリアを全国に拡大


 KDDI株式会社は24日、FTTHサービス「auひかり」において、IPv6アドレスの割り当て対応エリアを全国に拡大すると発表した。関東の一部エリアではすでに2011年4月より割り当てを開始していた。

 KDDIのネットワーク設備のバージョンアップにより、IPv4/IPv6デュアルスタック方式に対応するかたちだ。これにより、IPv4接続だけでなく、IPV6接続でもインターネットを利用できるようになる。加入者は、特別な設定変更や機器の交換を行う必要はなく、Windows Vista以降のOSであればPCの設定変更も不要だとしている。IPv6アドレスの割り当てにあたって申し込みは不要、auひかりの利用料金に変更もない。

 まず「auひかり ホーム」において、1月25日から関東以外のエリアで順次対応を開始する。さらに「auひかり マンションギガ」で4月から、「auひかり マンション」で10月以降対応を開始する予定。詳細スケジュールは、auひかりのウェブサイトで公開している。

IPv4/IPv6デュアルスタック方式イメージ図




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(永沢 茂)

2012/1/25 11:00