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特許庁の職員PCがウイルス感染、標的型攻撃が原因か


 特許庁は7日、職員のPC3台が新種のトロイの木馬型ウイルスに感染していたことを明らかにした。ウイルス感染によって、特許出願などの未公開情報が外部に流出した事実は確認されていないとしている。

 ウイルス感染の経路は判明していない。特許庁には職員を狙った標的型ウイルスメールが送られてきており、これが原因の可能性があるというが、「該当メールを削除してしまったため断定できない」(特許庁)。悪質なサイトを閲覧したことで感染した可能性もあるとしている。

 ウイルス感染が判明したのは、内閣官房情報セキュリティセンターから「IPアドレスが外部に出ている」との指摘があったため。これを受け、特許庁内の全端末約4000台を調査した結果、2月4日に3台のPCがウイルス感染していることが判明。発見したウイルスは5日中にすべて駆除した。

 特許庁では、セキュリティソフトのウイルス定義ファイルを常に最新の状態していたが、ウイルスが新種だったため検知できなかったという。ウイルスは外部に情報を送信するタイプのものだったが、「ウイルスが送信した情報は暗号化されていたため内容が特定できない」(特許庁)としている。


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(増田 覚)

2012/2/7 17:45