アバー・インフォメーション、ビデオ会議プロトコルブリッジ「VCBridge」発売


 ICT教育ソリューション事業とセキュリティ監視ソリューション事業を手がけるアバー・インフォメーション株式会社は、同社のH.323規格テレビ会議システム「HVCシリーズ」用のオプション製品として、Skypeからテレビ会議に参加可能となる「VCBridge」を10月1日に販売開始したと発表した。価格はオープン。

アバー・インフォメーションのテレビ会議システム「HVCシリーズ」用オプション「VCBridge」。Skypeからテレビ会議に参加可能になる

 「VCBridge」は、IPネットワークを用いるH.323規格のテレビ会議ネットワークとSkypeのインターネットビデオ通話とをつなげる製品で、“plugged into Skype”認定済み。

 ビデオ会議プロトコルブリッジ「VCBridge」を用いることで、P2P技術を使ったSkypeのビデオ通話が利用可能なユーザーに、H.323規格の多地点テレビ会議ネットワークへの参加が可能になる。これにより、共通のテレビ会議環境を持つことが難しかった取引先をはじめ、出張中や外出先の社員もSkypeを使って、ノートPCやスマートフォン、タブレットなど普段使っている手持ちの機器から、大きな追加投資なしでテレビ会議への参加が可能になる。

 「VCBridge」を利用する際の推奨通信速度は2Mbps以上。最大Skype接続ユーザー数は1で、複数のSkypeユーザーが同時にテレビ会議に参加することはできない。

「VCBridge」利用イメージ

 


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(工藤 ひろえ)

2012/10/3 06:00