Amazon、日本でアプリ配信「Amazon Appstore」の準備を開始
米Amazon.comは、日本市場でアプリを配信するため、アプリ開発者の登録受付を開始した。アプリ配信プラットフォーム「Amazon Appstore」は年内に日本で開始される予定。
Amazon.comは、欧米においてAndroidスマートフォン・タブレットをターゲットにしたアプリ配信プラットフォーム「Amazon Appstore」を展開しており、日本での展開は、同プラットフォームのグローバル展開の一環となる。簡単にアプリに組み込めるというアプリ内課金APIは、仮想アイテムや定期購読コンテンツなど、アプリ内でのコンテンツの販売に対応。ゲームアプリ向けには、達成項目やスコアを競うリーダーボード、マルチデバイスでゲームのプレイ内容を同期するといったAPIも提供されている。開発者向けには、アプリの最適化、ローカライズのサポートが用意されるほか、アプリ配信用に用意されるポータルサイトを初年度は無料で利用できる。
「Amazon Appstore」に登録されるアプリは事前に審査される方式。ユーザーの問い合わせに応じるサービスも提供されている。欧米では、Kindle FireなどAmazonの端末のほか、パソコンやAndroid端末から同ストアにアクセスできる。
アプリ開発者の登録受付を開始したことにあわせて、ヤフー、スクウェア・エニックスから歓迎するコメントが寄せられており、日本のアプリ開発大手も参入する見込みとなっている。
関連情報
(太田 亮三)
2012/10/4 19:19
-ページの先頭へ-