「Sleipnir Mobile」のAndorid版アプリ、オフライン表示機能を追加


 フェンリル株式会社は16日、Android向けブラウザーアプリのアップデートバージョン「Sleipnir Mobile for Android 2.4」をリリースした。Android 2.1以上に対応しており、Google Playより無料でダウンロードできる。

 今回のバージョンでは、Android 3.0以上の環境に限られるが、開いているタブの内容を保存し、オフラインで表示できる機能を追加した。オフライン表示のための特別な操作は不要で、Sleipnir Mobile for Android 2.4で表示したウェブページが自動的に保存される仕組み。地下鉄や山奥などデータ通信回線がつながらない環境で、後からページを見直せるとしている。また、オンライン環境でも、ウェブページへのデータ取得がなくなるためパケット通信量を抑えられるほか、タブを保持したまま再起動する際にも表示が高速化されるメリットもあるとしている。 オフライン表示時には、タブに時計マークが表示される。

 なお、ページキャプチャーとして保存する仕組みではないため、ページ内のリンクも選択できるほか、オフライン表示していたページを更新すれば、オンラインで最新情報が表示される。

 このほか、テキストエンコードの変更機能を追加。一部サイトで文字化けする問題の改善を図った。また、「Google 音声検索」からの呼び出しにも対応した。

オフライン表示。タブに時計マークが表示されることで判別できるテキストエンコードの変更機能




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(永沢 茂)

2012/10/16 12:56