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警察が2ちゃんサーバーのパスワード入手? ゼロが捜査協力コメント


 株式会社ゼロは30日、いわゆる“遠隔操作ウイルス”に関する犯罪捜査への協力を行ったとのコメントを発表した。警察は同社の環境から「2ちゃんねる」へログインを試みる必要があったようだとしており、インターネット回線とノートPCを提供したという。

 ゼロは今週初め、警視庁などが威力業務妨害容疑で家宅捜索に入ったと報じられていた。遠隔操作ウイルスのダウンロードリンクが2ちゃんねるに書き込まれていたことから、同掲示板のログを差し押さえるためとされている。

 しかし同社では、2ちゃんねるのサーバー管理会社あるいは関連会社であるとの報道が事実に反すると指摘。捜査協力していることは認めながらも、2ちゃんねるのサーバーへのアクセス権限などは持っていないとコメントしていた。

 30日付のゼロの発表によると、「今回の4日間の捜査協力の中で、警察が入手したパスワードによる2ちゃんねるサーバーへのログイン依頼が何度もあった」。

 これに対して同社では、捜査協力の範囲を超えていることや、サーバーがある米国の法律に抵触する可能性もあることなどから、これを拒否したが、警察からは、29日の検証をもって同社での検証作業は終わったとの報告を受けたという。

 なお、ゼロでは2ちゃんねるのサーバーに対してログインは行っておらず、警察によるログインの結果についても同社では確認していないとしている。

 2ちゃんねるのサーバーをホスティングしているのは、N.T. Technologyという米国の会社。ゼロは、N.T. Technologyのサーバーブランドである「BIG-server.com」の国内販売代理店などとしてパートナー関係にある。ただし、2ちゃんねるで使用しているサーバーはゼロが販売したものではなく、ゼロは2ちゃんねるのサーバーを管理する立場にないと説明している。


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(永沢 茂)

2012/11/30 19:14