ニュース

海外旅行の現地ガイドが見つかる「Meetrip」、アジア12都市でAndroidアプリ

 旅行先で現地を案内してくれる人が見つけられるウェブサービス「Meetrip」を運営するダックダイブ株式会社は11日、サービスを展開しているアジア12都市向けのAndroidアプリを公開した。言語は英語のみをサポートする。

 対象都市は東京、京都、大阪、沖縄のほか、ジャカルタ(インドネシア)、ソウル(韓国)、クアラルンプール(マレーシア)、台北(台湾)、マニラ(フィリピン)、バンコク(タイ)、ホーチミン(ベトナム)、シンガポール(シンガポール)。

 Meetripは、現地を案内するガイド役の人と、旅行者を結ぶマーケットプレイス。ガイド役は案内する都市名や内容、写真、ガイドの対価(ドル建て)などを登録する。これらの投稿は「Activity」と呼ばれ、旅行者は都市を選択した上でActivityを一覧できる。

 ガイドと旅行者はMeetrip上のメッセージ機能で質問・回答をやりとりすることが可能。予約後は、ガイドと旅行者のメールアドレスがシステムから届き、メールで詳細を連絡する。決済はクレジットカードまたはPayPal経由で、ガイド実行後に成立する仕組み。決済の2割はダックダイブが手数料として徴収する。

 Meetripは9月18日に東京と台北でスタートし、11月8日にアジア12都市に拡大。ダックダイブによれば、ユーザーが登録したActivityは、オープン2カ月で1000件を突破。今後はAndroid以外のデバイスにも対応し、世界1000都市への展開を目指すとしている。

(増田 覚)