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Microsoft、個人向け「Office 365 Home Premium」を提供開始、年額99.99ドル
(2013/1/30 13:08)
Microsoftは29日、サブスクリプション型の個人向けサービス「Office 365 Home Premium」と、パッケージ製品「Office 2013」を世界各国で発売した。日本では、個人向け「Office 365」の提供は未定で、「Office 2013」の発売日は2月7日。
Office 365 Home Premiumは、年額99.99ドルまたは月額9.99ドルのサブスクリプション型サービス。1アカウントにつき5台までのPCまたはMacで最新版のOffice(Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook、Publisher、Access)が利用できる。また、オンラインストレージ「SkyDrive」の容量20GBや、Skypeの有料通話(1カ月につき60分)の使用権も付属する。学生向けには、4年契約で79.99ドルの「Office 365 University」の提供を開始した。
パッケージ製品は、「Office Home & Student 2013」(139.99ドル)、「Office Home & Business 2013」(219.99ドル)、「Office Professional 2013」(399.99ドル)の3製品。企業向けの「Office 365 for Business」は2月27日発売予定。
Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは、「Office 365 Home Premiumの提供開始は、Microsoftのデバイスとサービスのビジネスへの転換の大きなステップとなる。今回のOfficeは、これまでのOfficeのリリースに比べてとても大きなもので、フル機能のOfficeアプリケーションと、クラウドとソーシャルの恩恵を兼ね備えた、コンシューマークラウドサービスを再構築するものだ」とコメントしている。