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アイ・オー、NFCスマホをかざすだけでWi-Fi設定が完了するアプリ&ルーター

 株式会社アイ・オー・データ機器は12日、Androidアプリ「NFCコネクト」をGoogle Playで公開したと発表した。NFC搭載スマートフォン/タブレットをWi-Fiルーターにかざすだけで接続できるという。

 Wi-Fi Allianceで規定されている無線LAN設定方式「WPS」の中の1つであるNFC設定に準拠したアプリで、SSIDや暗号キーの入力不要で簡単にWi-Fi接続設定が行える。

「NFCコネクト」の利用イメージ

 アイ・オー・データ機器では、NFCコネクト対応のWi-Fiルーター「WN-G150TRWNFC」を同社直販サイト「アイオープラザ」でモニター販売する。価格は3980円で、限定30台の抽選販売だ。ユーザーの声を製品開発に取り入れていくという。

 WN-G150TRWNFCは、IEEE 802.11b/g/nに準拠し、通信速度が最大150Mbps(規格値)のコンパクトルーター。本体サイズは約42×56×16mm(幅×奥行×高さ)、重さは約25g。

NFCコネクト対応のWi-Fiルーター「WN-G150TRWNFC」

 アイ・オー・データ機器は12日、同社設立以来38年にわたって使ってきたコーポレートロゴをリニューアルすることも発表した。新ロゴは、ロゴの外枠を取り払い、丸みを帯びた字体を採用したもの。「お客様をはじめとしたステークホルダーとの間に垣根の無い身近な存在でありたい、既存の枠組みに囚われることなく柔軟に進化し続ける企業でありたい」という思いを込めた。また、「I」と「O」の間の「・」は「心」をモチーフにしたシンボルだという。「お客様の声に耳を傾け(I :インプット)、お客様の期待に誠心誠意お応えする(O:アウトプット)ために、技術とアイデアを磨き続ける当社の創業精神を表現した」。あわせて、こうしたスタンスを凝縮したコーポレートメッセージ「進化する明日へ Continue thinking」も掲げている。

アイ・オー・データ機器の新コーポレートロゴ

(永沢 茂)