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ミクシィ、「mixiコミュニティ」の名称や説明をインターネット検索の対象に

 株式会社ミクシィは9日、11月中旬から「mixiコミュニティ」のコミュニティ名や説明など一部の情報を、インターネット検索の対象にすると発表した。コミュニティの管理人によりインターネット検索の設定が可能で、非公開コミュニティは検索の対象外。

 ミクシィでは、コミュニティ管理者を対象にアンケート調査を行った結果、コミュニティ管理上の課題を持つ7割以上が、「参加者が増えない」「投稿・閲覧数の伸び悩み」などの課題を抱えていることがわかったと説明。また、コミュニティの参加者からも、共通の趣味の仲間や自分に合うコミュニティを探したいという要望が多くあったという。

 こうしたコミュニティの管理面と利用面の課題を解決するため、mixiコミュニティを検索の対象とすることで、キーワードに興味を持つ人同士をコミュニティでつなげていくとしている。

 インターネット検索の対象となる項目は、コミュニティ名、コミュニティ画像、コミュニティの説明、コミュニティURL、開設日/運営期間、カテゴリー、メンバー数、トピック/イベント/アンケートのタイトル。

 参加メンバーの一覧やニックネーム/プロフィール写真、トピック/イベント/アンケートの書き込み、レビューなどはこれまで通りmixiのみの公開で、mixiにログインすることで閲覧が可能となる。

 コミュニティをインターネット検索の対象とするかどうかについては、コミュニティの管理人によって設定が可能。また、「参加条件と公開レベル」が、「だれでも参加できる(公開)」「管理人の承認が必要(公開)」となっているコミュニティのみが検索の対象で、非公開コミュニティは検索の対象外となる。

(三柳 英樹)