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利用中のニュースアプリ、「SmartNews」大幅増、「Yahoo!ニュース」は7割近く

 株式会社ジャストシステムは、2014年1月度の「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」の結果を発表した。同社が運営するアンケートサービス「Fastask」で1月29日~31日に実施。同サービスのモニター会員のうち15歳~69歳を対象に、5歳ごとに男女それぞれ50名ずつ、合計1100人から回答を得たもの。

 利用中の携帯電話がスマートフォンとした553人のうち、ニュースアプリを「現在利用している」としたのは220人(39.8%)だった。利用しているニュースアプリの個数は、1個のみが50.5%とほぼ半数。2個が25.9%、3個が14.5%、4個が1.8%、5個以上が7.3%。

 利用者に対して、各ニュースアプリの認知率や利用頻度などをたずねた設問で、最も利用率が高かったのは「Yahoo!ニュース」で、「頻繁に利用している(ほぼ毎日)」が43.2%、「よく利用する(1週間に1回以上)」が18.2%、「時々利用する(1カ月に1回以上)」が6.8%で、合計68.2%が利用していた。

 一方で、「このアプリは知らない」という人が55.5%と過半数を占めているものの、2013年7月の前回調査と比べ、利用者数の伸びが最も大きかったのが「SmartNews」だという。合計22.7%が利用しており、前回の17.9%から増加した。特に「頻繁に利用している(ほぼ毎日)」が、前回調査の6.5%から14.5%へと大幅に増加している。

 このほか、「Gunosy」は65.5%が「このアプリは知らない」という段階で、「頻繁に利用している(ほぼ毎日)」は10.0%。「LINEニュース」は、「このアプリは知らない」とした人は45.5%と半数を切っているが、「頻繁に利用している(ほぼ毎日)」は9.1%にとどまっている。

(永沢 茂)