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米Google、ウェアラブルプラットフォーム「Android Wear」を発表

〜各社がスマートウォッチを夏頃に発表へ

 米Googleは18日、ウェアラブルコンピューティングプラットフォーム「Android Wear」を発表。スマートウォッチに対応したデベロッパープレビュー版のダウンロード提供を開始した。ダウンロードには登録が必要となる。

 Googleはスマートウォッチを手始めに、Androidをベースにしたプラットフォームとエコシステムの構築を目指す。

 Googleはすでに家電メーカーASUS、HTC、LG、Motorola、Samsung、半導体メーカーBroadcom、Imagination、Intel、Mediatek、Qualcomm、そしてファッションブランドのFossil Groupとの提携を発表。今年後半にAndroid Wear搭載スマートウォッチを発表するとしている。

 LGとMotorolaは具体的なプロトタイプ動画も公開。Motorolaはスマートウォッチには珍しい丸いデザインを採用し、さまざまなデザインのスマートウォッチを2014年夏頃に米国をはじめとしてグローバルに発表する予定。LGは、2014年第2四半期頃に発表予定としている。

 Android Wearはスマートウォッチに表示する通知を、四角い画面だけでなく丸い画面でも表示できるユーザーインターフェイスを採用。Google Nowを始めとする様々なアプリの通知情報を表示できる。既存Androidアプリのほとんどが大きな改変なしにAndroid Wearに対応可能だという。

 またAndroid Wearは音声認識に対応、「OK Google」の呼びかけに対して直接的な答えを返すことを目指す。具体的には、「アボガドに含まれてるカロリー」「飛行機の出発時間」「スポーツの試合途中経過」などの質問に適切な答えを返す。さらに「タクシーを呼ぶ」「テキストメッセージを送信する」「レストランを予約する」「アラームを設定する」といった用事を言いつけることもできる。

 フィットネスアプリにも対応し、リアルタイムの速度や距離、時間の情報をモニターできる。Android Wearから他デバイスの操作も可能なため、スマートフォンの音楽再生や映画をテレビで再生するなど、リモコン用途にも使用できるとしている。

 Googleでは、今後さらに多くの開発者向け情報やAPIを提供するとしている。

(青木 大我 taiga@scientist.com)