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コミュファ光、IEEE 802.11ac対応ホームゲートウェイの提供を開始
(2014/4/11 06:00)
中部テレコミュニケーション株式会社(CTC)は10日、光ファイバーインターネット接続サービス「コミュファ光」利用者向けの新型ホームゲートウェイを日本電気株式会社(NEC)およびNECアクセステクニカ株式会社と共同開発したと発表した。IEEE 802.11ac方式の無線LANアクセスポイント機能を備えるのが特徴。11日以降、コミュファ光を新規申し込みしたユーザーに向けて、提供を開始する。
共同開発したホームゲートウェイは、ONU(回線終端装置)機能を内蔵した「AtermWH862A/O(CT)」と、集合住宅などで使われるVDSL方式をサポートした「AtermWH832A(CT)」の2機種。いずれも、5GHz帯を使った最新の無線LAN規格であるIEEE 802.11acに対応している。有線LANインターフェイスもギガビット(1000BASE-T)対応。
11ac接続時の最大通信速度は867Mbps。また、2.4GHz帯であるIEEE 802.11b/g/nにも対応しており、最大300Mbpsでの通信が可能。なお、CTCによれば「11ac(5GHz帯)および11b/g/n(2.4GHz帯)の同時利用に対応したONU内蔵ギガホームゲートウェイが、ISPより標準提供されるのは国内初」としている。
新型ゲートウェイでは無線LANの簡単セットアップ機能である「Aterm らくらくQRスタート」機能が利用可能。スマートフォンやタブレットに専用アプリをインストールし、カメラでQRコードを読み取るだけで無線LAN設定が完了する。