自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!
【使いこなし編】第283回
Bluetoothで簡単にファイル共有! Windowsの「スマートフォン連携」アプリでスマホから写真を転送する(設定編)
2026年4月30日 06:00
第275回〜第279回では、スマートフォンのデータをまるごとPCへバックアップする手法を実践した。続けて、第280回からは、スマートフォンの写真と動画を、ファイルとしてPCにコピーする方法を実践している。
Windowsの「スマートフォン連携」アプリで手軽にファイル転送
今回は、Windows PCで利用できる「スマートフォン連携」アプリを使ってみよう。iPhoneでファイル転送に使われるAirDropは、Apple製品同士である必要があるが、「スマートフォン連携」アプリでは、Windows PCとiPhoneもしくはAndroidのどちらの間でも、ファイル転送やスマートフォンの操作が可能になる。iPhoneはiOS 15以降、AndroidではAndroid 10以降が対応している。
ファイルの転送にはBluetoothとインターネット回線を使っているため、そのエリア内にWindows PCとスマートフォンを置いて操作する必要がある。設定時には同じWi-Fiに接続している必要があるが、今回実践しているペアリング設定をしてしまえば、モバイルデータ通信に接続している場合でも転送できる。この際、スマートフォンはモバイル回線につながっていると思うが、Windows PC側も何らかのインターネット回線に接続している必要があるので注意してほしい。
今回は、最初の設定を実践する。手順は少々複雑だが、1回やればOKで、2回目以降はまるごとスキップしてファイルの転送を始められる。大まかな流れとしては、スマートフォンに「Windowsにリンク」というアプリをインストールし、PCとスマートフォンの両方でサインインして、リンクを完了させている。
PCとスマートフォンを連携する
「スマートフォン連携」アプリは、Windowsのタスクバーの検索フォームに「スマートフォン連携」と入力して検索すると表示されるはずだ。最新バージョンのWindows11であれば標準でインストールされているが、検索しても見つからない場合には、Microsoft Storeからインストールできる。
この先のスクリーンショットは、Windows PCとスマートフォンの操作画面が混在するので、キャプションにどちらの操作か明記しておくようにする。
「スマートフォン連携」アプリを起動すると、[iPhone]と[Andoroid]の接続ボタンがあるので、接続する方をクリックして進める。今回はiPhoneを使って解説していくが、Androidの場合でも基本的に手順は同じだ。どちらもPCに表示されたQRコードをスマートフォンで読み取り、「Windowsにリンク」というアプリを利用して接続する。
スマートフォンを操作する権限を与えるため、途中で数多くの許可画面が表示されるが、これらの説明およびスクリーンショットは省略しておく。基本的に許可をしておけば問題はない。
「スマートフォン連携」でQRコードを表示させたら、スマートフォンのカメラで読み込み、「Windowsにリンク」アプリのリンクからアプリをインストールする。その後、再度QRコードを読み込みペアリングをする。
ペアリング後は、続けて[ファイルの共有を設定]からファイルの転送ができるように設定する。Windows PCとスマートフォンの双方で、Microsoftアカウントにてログインする。
Windows側でBluetoothの接続とその後のセットアップをうながす画面が表示される。その場合にはスマートフォン側のBluetooth設定で「接続済み」であるかををチェックしてみてほしい。接続していなかったら、タップして接続させておく。
双方の連携が完了すると、Windows側の「スマートフォン連携」アプリでスマートフォンを操作する画面が表示されるようになり、接続状況などのステータスが表示される。
「スマートフォン連携」アプリで使える機能はファイル転送だけでなく、スマートフォンに送られた通知の表示や、通話、メッセージ、音楽再生のコントロールなどの操作も、それぞれアクセス許可を与えることで可能になる。必要に応じて設定するといいだろう。
「スマートフォン連携」アプリには、複数のスマートフォンを登録することもできる。ただし、同時に利用できるのは1台のみで、都度切り替えて利用する必要がある。
今回はスマートフォンとWindows PCを連携するまでの手順を解説した。次回は、ここまでが完了したことを前提に、スマートフォンからのファイル転送を実践する。
今回の教訓(ポイント)
Windows「スマートフォン連携」アプリでスマートフォンとの連携ができる
初回設定時はBluetoothの接続範囲内で同じWi-Fiに接続する必要がある





























