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【使いこなし編】第280回
簡単操作でバックアップ! iPhoneの写真をWindows「フォト」アプリで取り込む
2026年4月9日 06:00
第275回から、スマートフォンのデータをPCへバックアップする手法を実践している。
まずはiPhoneを対象に、Windows PCでは「Appleデバイス」アプリ、Macでは「Finder」を使ってバックアップを実践し、復元までの手順も紹介した。ここまでに実践した方法で作成したバックアップデータは、iPhoneを丸ごと復元するためのもので、中身を見てどのようなデータがあるか確認したり、一部のファイルだけを取り出したりはできない。
前回から、バックアップデータの中でも特に必要になる機会が多い写真と動画を、ファイルとしてコピーする別の方法を実践している。この方法であれば、バックアップしたデータをPCやNASなどに保存しておき、任意の写真や動画を活用できる。
「フォト」アプリの「インポート」機能を活用する
今回は、Windows 11の写真向け標準アプリ「フォト」を活用してみよう。このアプリには、iPhoneから写真と動画を取り込める「インポート」機能が搭載されている。
「フォト」アプリは、初期状態ではスタートメニューの「ピン留め済み」にアイコンが登録されているため、そこから起動できる。見つからない場合は、スタートメニューの検索バーで「フォト」と検索すると起動できる。
「フォト」アプリには、マイクロソフトの「OneDrive」やAppleの「iCloud写真」といったクラウドサービスを操作する機能も含まれている。写真と動画の数によっては容量不足になってしまう可能性があるため、大量の写真を取り込むときには気をつけてほしい。
OneDriveでは「ピクチャ(写真)」フォルダーが自動的に同期されるされる設定になっている場合があるため、同期させたくない場合には、設定を変更しておくといいだろう。OneDriveの設定にて、[同期と設定]タブにある「重要なPCフォルダーをOneDriveにバックアップする」と書かれた項目で[バックアップを管理]をクリックすると、フォルダーごとにバックアップするかを決められる。
ここの「写真」をオフにしておけば、意図せずOneDriveにバックアップ(アップロード)してしまうことを防げる。ここで設定している「重要なPCフォルダー」の「写真」というのは、この後に操作する「C:¥Users¥(ユーザーフォルダー名)¥Pictures」フォルダーでエクスプローラーでは「ピクチャ」と表示されている。少しややこしいのだが、これとは別に「C:¥Users¥(ユーザーフォルダー名)¥OneDrive¥画像」でエクスプローラーで「画像」と表示されるフォルダーもあるので注意が必要だ。
このOneDrive用フォルダを利用するかどうかは、[アカウント]タブの[フォルダーの選択]でチェックを入れてオン/オフが可能だ。念のためにここで「画像」もチェックを外しておくといいだろう。オフにすると、エクスプローラーと「フォト」アプリで、OneDriveの「画像」フォルダーが表示されなくなり、同期もしなくなる。
OneDriveを使っていない場合には、[このPCからリンクを解除する]をクリックして、完全に同期とバックアップを解除することもできる。今回はこの方法でリンクを切った状態にして実践している。
「フォト」アプリに前回のバックアップフォルダーを読み込ませる
前回はiPhoneの写真と動画をフォルダーごとバックアップする方法を紹介した。このフォルダーを「フォト」アプリに読み込ませたい場合には、ローカルの「ピクチャ(C:¥Users¥(ユーザーフォルダー名)¥Pictures)」フォルダーに、写真と動画をフォルダーごと移動させればいいだけだ。このバックアップフォルダーは年月別のフォルダー分けがされているが、関係なくサムネイルで一覧できるようになる。
前項で設定した、OneDriveの設定で「写真」のバックアップをオフにしていないと、「ピクチャ」フォルダーに移動した直後からOneDriveへのバックアップが始まってしまうので注意してほしい。逆に、OneDriveを有料契約していて容量が余っているなら、iPhoneの写真と動画のバックアップ用に活用するためにオンにしておいてもいいだろう。
「フォト」アプリでiPhoneの写真と動画を取り込む
ここからは、iPhoneの写真と動画を「フォト」アプリで取り込む作業をしてみよう。これまでと同様にWindows PCには「Appleデバイス」アプリがインストール済みであることが前提だ。
まず、iPhoneをPCとUSBケーブルで接続する。接続した状態で、「フォト」アプリの右上にある[インポート]をクリックすると[Apple iPhone]が表示されるので選択する。保存されている写真と動画の量にもよるが、最初の選択用のサムネイル表示にはかなりの時間がかかるため、しばらく放置しておこう。その後、[すべて選択]にチェックを入れ、右上の転送ボタンをクリックする。
右上の転送ボタンをクリックすると、インポート画面が表示される。ここでは、インポート先として新規フォルダーの作成ができるので、作成しておくといいだろう。ここで分かりやすいフォルダー名を付けておくと、次回のバックアップ時や複数のiPhoneをバックアップするときに便利だ。インポートも先ほどのサムネイル表示と同じように、時間がかかるのでしばらく放置しておこう。
インポートした写真を確認・編集する
インポートした写真でiPhoneで編集作業をしていたものは、編集前の写真「IMG_XXXX.HEIC(JPEG)」と編集後の写真「IMG_EXXXX.HEIC(JPEG)」の2つのファイルが並んで表示される。
ちなみに、「フォト」アプリは閲覧だけでなく編集もできる。AIを使った背景ぼかしや削除も可能だ。AI機能が搭載されていないiPhoneを使っているなら、こちらをうまく活用するといいだろう。編集した後は別ファイルとして書き出せる。
今回の教訓(ポイント)
Windows 11の標準アプリ「フォト」でiPhoneの写真と動画をインポートできる
インポートには時間がかかるので、焦らずゆっくり待とう





















