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【使いこなし編】第277回
バックアップしたデータをそのまま再現! Windows「Appleデバイス」アプリでiPhoneを復元する
2026年3月19日 06:30
第275回からは、スマートフォンのデータをPCへバックアップする手法を実践している。まずはiPhoneのデータをWindows PCにバックアップする手法として、Windowsに「Appleデバイス」アプリをインストールしてバックアップし、iPhoneを初期化しても困らないように対策をしておいた。
「Appleデバイス」アプリでiPhoneをバックアップから復元する
今回は、バックアップしたiPhoneを復元してみよう。操作自体は単純で、iPhoneとWindows PCをUSBケーブルで接続して、「Appleデバイス」アプリの[バックアップを復元]をクリックするだけだ。
なお、バックアップの容量にもよるが、データの書き込みには結構な時間がかかる。そのため、ノートPCを使っている場合には、かならず電源に接続し、途中で電源が切れないように注意してほしい。
復元の操作を始めると、アクティベーションとデータの初期化が行われ、いったんまっさらの状態になり、その後にバックアップデータが書き込まれる。今回は、バックアップしたiPhoneと同じiPhoneに対して復元作業を行うが、異なる(新しい)iPhoneやiPadに対しても復元できる。その場合は機種変更と同じ挙動になり、今回のように同一端末で復元する場合とは結果が少し異なる。
「Appleデバイス」アプリで[消去して復元]をクリックしたら、あとはひたすら待つだけだ。復元の途中でiPhoneは何度も再起動が自動でかかる。
復元時は「Appleデバイス」アプリの画面がほとんど変化しないため、フリーズしたように感じるかもしれないが、時間がかかっている場合でも焦らずにそのまま置いておくようにしよう。復元中にケーブルを抜いたり、アプリを強制終了させたりすると復元に失敗する原因になる。最悪の場合、Appleに修理を依頼するしかなくなるため、注意が必要だ。
「こんにちは」と表示されたら復元完了
復元が完了すると、iPhoneの画面に「こんにちは」と表示され、開くと「復元しました」と表示されるので、続けてiPhoneへのログイン設定など初期セットアップを行って使えるようにする。
復元が完了すると「Appleデバイス」アプリで再度認識されるようになる。この状態であれば、iPhoneをUSBケーブルから外して構わない。外す前に「Appleデバイス」アプリでデバイス横のイジェクトボタンをクリックするようにしよう。
インストール済みのアプリは自動的にダウンロードとインストールが行われ、ホーム画面の配置もそのまま復元される。同一端末への復元では多くのアプリはそのまま利用でき、Google関連サービスのアプリもそのまま利用開始できる。SNS関連は再ログインする必要がある。
LINEも同一端末で復元した場合は、特に何もせずにそのまま利用できる。別端末に復元する場合は、ログインしてiCloudのバックアップからトーク履歴を復元すればよい。
復元の操作は、簡単に「ちょっと試してみる」というものでもないが、流れを知っていれば、いざというときに役立つ。iPhoneの故障や紛失といったトラブルは思わぬときに起こるものだが、そのような時にも落ち着いて対処できるよう、復元の方法をだいたい理解しておくのとともに、バックアップの頻度を上げるように心がけてほしい。
今回の教訓(ポイント)
「Appleデバイス」アプリでの復元は[消去して復元]をクリックするだけ
復元には時間がかかるので、完了するまでは焦らずじっくり待つ





















