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「Windows 8.1 Update」、個人ユーザーも6月まで適用期限を延長

 米Microsoftは12日、Windows 8.1向けのアップデート「Windows 8.1 Update」について、個人ユーザーも米国時間6月10日まで適用期限を延長すると発表した。

 Windows 8.1 Updateは、マウスやキーボードでの操作性改善や、Internet Explorer 11(IE11)へのIE8互換モードの追加などを行うWindows 8.1向けのアップデート。Windows RT 8.1とWindows Server 2012 R2についても、同様のアップデートが提供されている。

 Windows 8.1 Updateは4月9日から配布を開始しているが、Windows 8.1 Updateを適用していない場合には、今後提供されるセキュリティ更新プログラムも適用できなくなるため、月例のセキュリティ更新プログラムが提供される5月14日までに、Windows 8.1 Updateを必ず適用するようユーザーに案内していた。

 Microsoftでは、大半のユーザーは自動更新によりWindows 8.1 Updateの適用は済んでいるが、すべてではないことを認識しているとして、Windows 8.1 Updateの適用期限を、米国時間6月10日(6月の月例セキュリティ更新プログラム提供日)まで延長するとした。

 Microsoftでは、6月までに残りのユーザーのほとんどがWindows 8.1 Updateを適用できると考えているが、Windows 8.1 Updateの適用に問題がある場合などは、サポート情報などを参照してほしいとしている。

 また、Windows Server Update Services(WSUS)などで更新プログラムを管理している企業ユーザーについては、Windows 8.1 Updateの適用期限を米国時間8月12日まで延長することが既に発表されている。

(三柳 英樹)