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Google、今度はラクダを投入、砂漠を旅する「ストリートビュー」撮影・公開
(2014/10/9 06:00)
アラブ首長国連邦のアブダビにあるリワ砂漠/オアシスの風景が、Google マップの「ストリートビュー」で公開された。“世界で最も息を飲む景色の1つ”という砂漠の風景の中を、まるでラクダの背に揺られて旅しているかのように進むことができる。
それもそのはず、このストリートビューの撮影にはラクダが投入された。人間が背負って徒歩でストリートビューを撮影するためのバックパック型機材「トレッカー」をラクダの上に乗せ、砂漠を歩いて撮影したという。これにより、ラクダで砂漠を旅する“本物”の風景を収録できたほか、環境への負荷も最小限にできたとしている。
リワ砂漠/オアシスのストリートビューは、Google マップ上からアクセスできるほか、パノラマ写真を集めたサイト「Google マップビュー」内のストリートビューコレクション「Liwa Desert」としてもまとめられている。リワ砂漠のストリートビューでは、高さ25~40メートルに達する砂丘にも出会えるだろうとしている。
砂丘といえば、日本の鳥取砂丘のストリートビューがすでに昨年6月より公開されている(本誌2013年6月13日付の関連記事『鳥取県が「ストリートビュー」デビュー、砂丘も』参照)。