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LINE、地図アプリ「LINE Maps for Indoor」公開、商業施設内のナビに特化
(2014/11/12 17:57)
大型のショッピングモールが増えているが、屋内が複雑すぎて目的地にたどり着けず、迷子になりがち……。そんな人のために、LINEが商業施設内のナビゲーションに特化した地図アプリ「LINE Maps for Indoor」の提供を開始した。利用は無料。対応OSはAndroid 4.0以上。今後はiOSにも対応する予定。
「LINE Maps for Indoor」は、ショッピングモールやデパートなどの商業施設内のナビゲーションに特化した地図アプリ。アプリを立ち上げると、最寄りの商業施設のリストから選択できる。店舗やレストランなど、施設内の目的地を入力、または地図上をタップすることで、現在地から目的地までを最短距離でナビゲーションしてくれる。
また、現在地から1番近い授乳室や化粧室、喫煙室などが探せる「カテゴリー検索機能」を備える。このほか、ショップやレストランなどの営業時間、直通の電話番号を案内する店舗情報ページを設けている。店舗情報ページはLINEやメールでシェアできる。
言語は日本語のほか、英語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語に対応する。訪日外国人や観光客による利用も見込んでいるためだ。
ところで、最近は「モバイル Googleマップ」でも駅や商業施設内の構内図が閲覧できる機能を搭載している。それであればGoogleマップで充分のようにも思われるが、その点についてLINEは「LINE Maps for Indoorは階層情報を含む施設内のルート案内が可能」とコメント。
さらに、アプリ内の施設情報はGoogleマップ上の情報を利用しているのではなく、独自に収集しているとのこと。現在のところ、東京都や首都圏にある37施設に限られるが、今後は対応施設を増やしていくとしている。