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Google、「三国峠」や「信玄棒道」までをもストリートビュー化、「青い池」も
観光庁を通じ、国内6つの“観光圏”撮影
(2014/12/11 10:45)
グーグル株式会社は11日、観光庁を通じて撮影されたという国内6つの“観光圏”の「ストリートビュー」を公開した。「Google マップ」上で見られるほか、パノラマ写真サイト「Google マップビュー」の「ストリートビューコレクション」としてもまとめられている。
- 富良野・美瑛観光圏:十勝岳展望台、青い池、北星山、十勝岳、白ひげの滝、美瑛岳、富良野岳、赤岩青厳峡
- 八ヶ岳観光圏:まるやち湖、八ヶ岳横断歩道、信玄棒道、入笠山
- 雪国観光圏:天水山、平標山、三国峠、星峠の棚田
- にし阿波~剣山・吉野川観光圏:剣山、大歩危峡
- 「海風の国」佐世保・小値賀観光圏:亀の子島、九十九島、元の島、石岳展望台、鹿子前、丸出山堡塁、
- 阿蘇くじゅう観光圏:鳥帽子岳、大観峰、杵島岳
ストリートビューの撮影機材「トレッカー」を現地の観光協会などに貸し出し、今年8~9月に撮影したもの。「佐世保・九十九島」の撮影は、例年にない天候不順の中、大潮の干潮時にしか通れないコースを選んで撮影したという。「青空が見えた短い時間でとらえた、海抜0m目線の九十九島をご覧ください」としている。
グーグルでは従来より、各地の観光協会・団体などにトレッカーを貸し出し、名所などのストリートビューを撮影してもらう「トレッカーパートナーブログラム」を展開している。これまでに、高松琴平電気鉄道、ひたちなか海浜鉄道、立山黒部アルペンルート周辺の遊歩道などがこの制度を活用して撮影・公開されている。
このほか、ストリートビューには今回、空港のストリートビューとして「高松空港」「徳島阿波おどり空港」「高知空港」「福岡空港国内線ターミナル」「福岡空港国際線ターミナル」「南ぬ島 石垣空港」も追加している。