やじうまWatch

クマ目撃・痕跡情報を共有する地図サイト「くまっぷ」が登場、APIも提供

 クマの目撃情報や痕跡情報を投稿・閲覧できる地図サイト「くまっぷ」が登場した。

 その名の通り共有する情報はクマに特化しており、「クマ目撃」「クマの痕跡」「クマの被害 (人身以外)」「クマの人身被害」の4つのカテゴリーで情報を検索できるほか、都道府県名や日付によるフィルタリングに対応している。クマの出没マップと言えば、秋田県の運営する「クマダス」や、全国対応の「クママップ」などが有名だが、今回の「くまっぷ」はAPIが提供されるなど、外部システムとのデータ連携が想定されており、集まったデータを広く提供するスタンスを特徴としている。また、行政機関、研究機関、猟友会などの組織向けにテナント機能も用意されており、テナントとして登録することで複数人での情報管理や公式マークの付与が可能になるとしている。

 開発元の株式会社Xenonでは「熊の目撃情報や痕跡、被害などを地図上で共有することで、地域の方々が危険エリアを把握し、安全な行動をとることができるよう支援します」としている。