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エレコム、11ac対応含むWi-Fiルーター3機種
(2015/7/29 12:57)
エレコム株式会社は、Wi-Fiルーター3機種を8月上旬に発売する。
ハイエンドモデルの「WRC-1900GHBK-A」は、IEEE 802.11ac/n/a/g/bに対応し、11ac時で最大1300Mbps、11n時で最大600Mbpsでの通信が可能。アンテナは、5GHz帯・2.4GHz帯別々に4本のアンテナを搭載している。2.4GHz帯と5GHz帯のSSIDを同一にすることで、11ac/n/a側と11n/b/g側をWi-Fiルーター側で自動選択する。価格は1万7740円(税別)。
ミドルモデルの「WRC-1467GHBK-A」は、IEEE 802.11ac/n/a/g/bに対応し、11ac時で最大867Mbps。11nは2.4GHz帯で600Mbps、5GHz帯で300Mbps。5GHz帯で2本、2.4GHz帯で4本のアンテナを内蔵する。こちらも、11ac/n/a側と11n/b/g側の自動選択が可能。価格は1万1800円(税別)。
2.4GHz帯専用モデルとなる「WRC-600GHBK-A」は、IEEE 802.11n/g/bに対応し、11n時で最大600Mbpsでの通信が可能。4本のアンテナを搭載する。価格は1万1540円(税別)。
3機種共通の特徴として、Wi-Fi接続デバイスに集中して電波を射出するビームフォーミング機能(ビームフォーミング対応機種のみ)に対応するほか、伝送距離を延長できる中継器としても利用可能。また、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応した有線LANポート×4、WANポート×1を搭載。ハードウェアNAT機能を搭載し、通信スループットは最大940Mbpsだとしている。有線LAN機器を無線化できる「子機モード」も搭載する。
設定は、iOS/Androidデバイス向けアプリ「SkyLink Manager」経由で行うことができ、各設定の説明動画を確認しながらWi-Fi設定およびインターネット接続設定が可能。Windows PC向けインターネット接続設定ソフトも提供される。
新機能やバグフィックスの最新プログラムが利用できるファームウェア自動更新機能を搭載。また、Wi-Fi接続デバイスごとにインターネット接続時間を設定可能なほか、ウェブサイトフィルタリング機能を追加した「こどもネットタイマー2」の5年ライセンスが付属する。Android端末向けセキュリティアプリ「イカロスモバイルセキュリティ for Android」の1年ライセンスも提供される。
本体サイズは、3機種とも26×130×182.5mm(幅×奥行×高さ)、重さは約219g。