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エレコム、シンプルなWi-Fiルーター2機種を7月下旬に発売
（2015/7/14 16:27）
エレコム株式会社は、Wi-Fiルーター2機種を7月下旬に発売する。価格（税別）は、IEEE 802.11ac/n/a/g/bに対応した「WRC-733GEBK-I」が8330円、IEEE 802.11n/g/bに対応した「WRC-300GHBK2-I」が7690円。
WRC-733GEBK-Iは、2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンドに対応し、帯域別にアンテナを独立させることで感度向上を実現した「ハイパワーアンテナ」を搭載。5GHz帯で1本、2.4GHz帯で2本のアンテナを搭載し、11acで最大433Mbps、11nで最大300Mbpsの通信が可能。
WRC-300GHBK2-Iは、2本の2.4GHz帯専用アンテナを搭載し、メイン基板から最適な距離を保つことで電波感度を向上させた「スマートアンテナ」を内蔵している。通信速度は11nで最大300Mbps。
セットアップは、iOS/Android用アプリ「QR Link」が利用可能。スマートフォンで付属のQRコードを読み込むことで、Wi-Fi設定やインターネット接続の設定ができる。Windows PC向けセットアップツールも提供される。
ルーターモード、アクセスポイントモードに加え、有線LAN機器を無線化できる「子機モード」のほか、親機の伝送距離を延長する「中継器モード」を搭載。また、マルチSSIDに対応し、デバイス別に異なるセキュリティレベルを設定できる。固定IPアドレス契約なしに、外部からのURLによるアクセスが可能となる無料DDNSサービスにも対応する。
ファームウェア自動更新機能を搭載し、新機能の追加やバグ修正に関する最新プログラムを利用可能。また、Android向けセキュリティアプリ「イカロスモバイルセキュリティ for Android」の1年ライセンスが付属する。無線LAN子機単位で1日のインターネット接続時間を設定できる「こどもネットタイマー機能」も搭載する。
有線LANポートは、両モデルともWANポート×1、LANポート×4を搭載。対応規格は、WRC-733GEBK-Iが100BASE-TX/10BASE-T。WANポートのみ1000BASE-Tにも対応する。WRC-300GHBK2-Iでは、WAN/LANともに1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応する。本体サイズは、26×130×182.5mm（幅×奥行×高さ）、重さはWRC-733GEBK-Iが223g、WRC-300GHBK2-Iが231g。