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スマイルワークス、クラウド上でマイナンバーを管理する「ClearWorksマイナンバーワークス」提供開始

 株式会社スマイルワークスは、マイナンバー制度の施行に伴い、従業員やその扶養家族の個人番号の収集・保管・利用・提供・廃棄までをクラウド上で行うマイナンバー収集管理サービス「ClearWorksマイナンバーワークス」を11月27日に提供開始した。

 マイナンバーワークスでは、従業員・アルバイトなどが個人番号を直接データセンター上のシステムに登録する「じぶんで登録機能」を備えており、誰かを仲介することなく安全に個人番号の収集、保管、管理ができるとしている。

 マイナンバー管理担当者専用の特別権限を付与することが可能で、権限者のみ特定個人情報の操作を行うことができる。それ以外はシステム管理者でも閲覧することはできない。また、特別権限者でも画面上の個人番号はすべて伏せ字表示となり、仮に画面を覗かれたり、携帯やスマートフォンで撮影された場合でも個人番号の漏えいを防ぐという。さらに、「マイナンバー操作履歴管理機能」は操作履歴を自動的に記録するため、マイナンバーに関する取得、保管、利用、提供、廃棄の各プロセスのすべての操作履歴が保存される。

 クラウドデータセンターは24時間365日専門家による監視体制で、クラウド上のデータは送信時も含め、暗号化通信・暗号化保存される。スマイルワークスによると、社内PCなどの端末に番号情報を残さないクラウドならではのセキュリティ対策で漏えいリスクを低減できるとしている。

 利用料金(税別)は、管理者:2ID/じぶんで登録ライセンス:30IDで初期費用1万円、月額費用3000円。じぶんで登録ライセンスの追加は5IDで月額500円。

(磯谷 智仁)