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阪神電鉄、本のトランクルームサービス「risoco books」で紀伊國屋書店「BookWeb Pro」と提携

 阪神電気鉄道株式会社は、同社の運営する宅配型トランクルームサービス「利創庫(risoco)」において、株式会社紀伊國屋書店の運営する書籍オンラインストア「BookWeb Pro」と提携したことを発表した。

 利創庫(risoco)は、宅配便を活用して荷物を倉庫で保管するサービスで、書籍専用の「risoco books」も用意している。一方のBookWeb Proは、検索機能、公費の請求書対応、英米独仏のデータを網羅する研究者・図書館・法人顧客向けのオンライン書店。今回の提携は、書籍の所蔵が多く、保管場所に困る大学教員・研究者など、BookWeb Proの利用者層のニーズを踏まえたもの。

 risoco booksに預けた書籍は、倉庫係員が書名・著者名・出版社名を電子データで登録する。検索機能を提供しており、ユーザーごとの「My Page」内で所蔵書籍の確認ができるほか、預け入れた書籍の取り出しも1冊から可能。オプションでフィルムによる本のラッピング(シュリンク)サービスも行う。

 料金(税別)は、専用ボックスが1箱250円、保管料が1箱・1カ月300円、個品登録料が1箱・30冊まで200円。オプションのシュリンクは1箱・30冊まで300円、取出手数料は保管期間1年未満が1箱800円、1年以上が無料。個品取出手数料は120円×冊数+300円。

書籍登録(左)、MyPage内の書籍一覧(右)

(磯谷 智仁)